【宇宙兄弟45巻発売】次巻46巻で完結へ!1巻〜最新刊までの全あらすじ総まとめ

宇宙兄弟45巻アイキャッチ 日々の楽しみ

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こんにちは!にゃんかわです^^
2025年7月23日、『宇宙兄弟』45巻が発売されました。
そして次巻46巻(2026年夏頃発売予定)で、ついに物語は完結します。

本記事では、『宇宙兄弟』1巻~44巻までのあらすじと見どころをまとめ、45巻はネタバレを控えめにしながら最終章への流れをおさらいします
これまでの感動や名場面を振り返りつつ、兄・ムッタと弟・ヒビトの歩んできた軌跡を一気にたどります。

なお、最新刊以外は5巻ごとにまとめているので、気になる巻から読み始めてもOKです!

宇宙兄弟 1~5巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(1~5巻)

  • ムッタとヒビト、子供の頃の約束
  • ヒビトは宇宙飛行士になり、日本人初月面着陸者に選ばれる
  • ヒビトがムッタの履歴書を内緒でJAXAに送る
  • 試験会場でケンジ・せりかと出会う
  • 閉鎖環境試験でできた仲間たち
  • 三次試験をクリアし、ヒューストンへ

幼いころ、月へ飛んでいくUFOのような物体を見て「宇宙飛行士になる」と約束した南波六太(ムッタ)と日々人(ヒビト)。
大人になったヒビトは、日本人初の月面着陸者に選ばれる。一方のムッタは会社を退職し、将来に迷っていた。

そんな中、ヒビトが母を通してJAXAの新規宇宙飛行士選抜試験にムッタを応募していたことが判明。一次試験に挑み、筆記と健康診断を突破する。

二次試験では面接や運動試験を受け、ケンジやせりかと出会う。アメリカ滞在中に思わぬ活躍を見せたことで合格を勝ち取る。

三次試験は「閉鎖環境試験」。A班のメンバー(せりか・やっさん・福田・新田)と2週間を過ごし、絆を深めながらも宇宙飛行士にふさわしい2人を選ぶという決断を迫られる。
試験を終えたムッタは最終審査と、弟ヒビトの打ち上げを見送るためヒューストンへ向かう。

にゃんかわ
にゃんかわ

このころのムッタは「ドーハの悲劇生まれだから…」が口癖の、卑屈な青年だったよね(笑)

最終審査の電話がかかってきたとき、「なぜケンジが(ムッタが)選ばれなかったんですか?」って、お互いに聞いたところが熱い!

宇宙兄弟 6~10巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(6~10巻)

  • ムッタ、ヒューストンでの最終審査
  • ヒビトの打ち上げとヤンじいとの出会い
  • ついにヒビトが月へ降り立つ!
  • ムッタ、最終審査に合格しJAXAの宇宙飛行士に!
  • 月面での事故、ヒビトのピンチ
  • 亡き先輩・ブライアンに救われたヒビト
  • ムッタのサバイバル訓練スタート

NASAの面接は形式的なものだったが、その後の懇親会こそが人間性を試す場だった。
月面ミッションを控えていた試験官・吾妻に対し、周囲は「落とされるかもしれない」と心配するが、ムッタは思い切って接触する。

試験終了後、ムッタは弟ヒビトの打ち上げを見に行く。曇天の下、複雑な感情を抱えていたが、NASA職員のデニールヤングと出会い、特等席で発射を見届けた。ロケットが雲を突き抜けた瞬間、空も気持ちも晴れ渡った。ヤンじいはNASAの教官パイロットだった。

ヒビトは念願の月に到着し、無事初めての着地を果たす。
その頃、ムッタはJAXAから正式に宇宙飛行士として迎えられることを告げられ、同時合格したケンジ、せりか、新田、北村と喜びを分かち合う。

一方、月面ではヒビトと同僚ダミアンが事故でクレーターに落下。救助活動中にヒビトの酸素タンクが損傷し、危機に陥る。
ムッタは彼の行き先を推測し、吾妻が救援ローバー「BRIAN」をその地点へ向かわせた。到着したローバーが酸素を供給し、ヒビトは一命を取り留める。

二人は再び月面に立つことを誓い合う。
ムッタは幼いころの「月面望遠鏡を建てる」というシャロンとの約束を胸に、訓練への決意を新たにする。

その後、NASAでの合同訓練が始まる。砂漠でのサバイバル訓練ではE班に配属され、メンバーは新田、せりか、ケンジ、北村、アマンティ。
訓練中、新田が携帯を落とし、ムッタと共に探すが、その電話には出られなかった。

にゃんかわ
にゃんかわ

ヤンじいの「空と人生の違い」の持論がかっこいい。

亡くなった後もずっとみんなの心を支え続けているブライアンは、宇宙飛行士のゴッド的存在だよね…。

宇宙兄弟11~15巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(11~15巻)

  • ピコとの出会い
  • キャンサット打ち上げ大会
  • ヒビト帰還
  • シャロンがALSを発症
  • ヤンじいとT38操作訓練が始まる
  • ムッタ、ISSバッククルーを辞退し、バギー開発に加わる
  • ヒビトがPD(パニック障害)を発症。リハビリのため、ロシアへ行く
  • ムッタ、バギー改良案のプレゼン大成功
  • ヒビト、イヴァン・オリガと出会い、少しずつPD克服の兆しが見え始める
  • ムッタ、月の訓練を開始する

新田は弟の事情を仲間に共有し、「弟に前進する勇気を与えたかった」という思いを明かす。新田とムッタが戻った時、E班は最下位だった。翌日、高熱を出したムッタだったが、無事にゴールまで到達する。

次のミッションは、小型衛星を打ち上げてパラシュートで着地させ、ローバーでゴールを目指す「キャンサット打ち上げ大会」への参加。最下位だったE班は、残りの技術者であるピコと組むことになる。

ピコは帰還船のパラシュート担当で、ヒビトたちのミッションも任されている人物。最初は不安を抱くムッタだったが、彼の技術は確かなようだ。

当初は協力的ではなかったピコも、ムッタの発想や意欲に触れ、次第にアドバイスをするようになる。

月面では吾妻が到着し、ヒビトと再会。

予算不足や天候不良などのトラブル続きだったE班だが、アスキャンチーム内では2位。優勝は、日本の民間企業チーム「スイングバイ」で、福田が所属していた。

ヒビト、その後のEVAは控えられ、無事帰還した。

その頃、シャロンも月面天文台のプレゼンのためヒューストンへ到着。ヒビト、ムッタと再会した喜びもつかの間、ALSを発症していることが判明する。

ムッタは、誰よりも先に月へ行き、月面望遠鏡を建てると決意をシャロンに伝える。
シャロンは日常動作が徐々に不自由になっていく。せりかは、父を苦しめたALSを治す薬を作るためISS搭乗を目指していることをムッタに話す。

T38操作訓練では、打ち上げ時に出会ったヤンじいが教官となり、アクロバティックな指導が始まる。ムッタは食らいつきながら技術を習得し、やがて「宇宙飛行士」を名乗れる資格を得る。

その直後、ISSバックアップクルーの話が舞い込むが、ムッタはせりかを推薦して辞退。ビンスに案内された研修先は月面基地局開発部署で、バギー開発を担当することになる。ここで成果を出せば月ミッションへの道が開けると告げられ、ムッタは「落ちないバギー」の開発に挑む。

一方、月から戻ったヒビトは事故の影響で船外活動に恐怖を覚えるようになり、ロシアでリハビリを開始。しかし症状は悪化し、訓練をさぼるようになる。イヴァンは、娘オリガの成長を記録した映像をヒビトに見せ、彼女のコンクール撮影を依頼する。舞台上でのオリガの姿に感銘を受けたヒビトはリハビリを再開し、少しずつ自信を取り戻していく。

しかし、月面基地プログラムの責任者ゲイツは「時間切れ」と判断。NASAに戻ったヒビトは、安全スーパーバイザーという後方任務に就くことになる。

ムッタはついに月訓練メンバー12名に選ばれ、NEEMO(海底20メートルの仮想月面基地で行うシミュレーション)に参加する。

にゃんかわ
にゃんかわ

イヴァンとオリガとの出会いがヒビトを変えていく。

ムッタのアイデアにはいつも驚かされる!

パーティカルクライムロールを繰り出した後、せりかに♡を描いたムッタ、バトラー室長に目撃され、しばらくビクビクされてるのも面白かった(笑)

宇宙兄弟16~20巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(16~20巻)

  • NEEMOでケンジと同じチームで喜ぶムッタだったが…?
  • ヒビト、ムッタにPDであることを打ち明け、相談する
  • NEEMOで認められ、ムッタはビンスのバックアップクルーに選ばれる!
  • ヒビト、PD克服試験が成功!
  • ジョーカーズのメンバーが決まる
  • ヒビト「NASAを去ることにした」
  • ムッタの急成長。ビンスの控えをこなす
  • ムッタ、シャロンから月面天文台計画の音声を諾される
  • せりかと絵名、ISS搭乗が決まる

NEEMOでの訓練は作業2割、残りは他チームとの競争という、2週間の極限生活だった。チームはベテラン飛行士のラブとアンディ、技術支援のハミルトン、新人2人という構成で、ムッタにとってケンジが同じチームなのは心強かった。
しかし、新人2人のうち月へ行けるのは1人で、ムッタとケンジはライバル関係にあったため、次第にぎくしゃくしていく。ムッタとケンジは悩みながらも気持ちを切り替え、互いに全力で挑む姿勢を取り戻す。

一方ヒビトは、ローリーや医師シルビアの協力を得て、イヴァン式のリハビリ訓練を続けていた。オリガの映像に励まされ、与圧服の着用にも成功。宇宙飛行士として復帰する意思をバトラーに伝え、試験の機会を得る。

しかし試験直前に再びパニックを起こし、これまで症状を隠していたムッタに初めて相談する。
ムッタの言葉に不安がなくなっていくヒビト。

NEEMO終盤の、ムッタの発想が高く評価され、ビンスのバックアップクルーに選ばれる。

ヒビトは水中での船外活動模擬作業を含む試験をすべてクリアし、かつての月ミッション仲間も参加して支援した。

ムッタと同じCES-62のバックアップクルーには、アンディ、フィリップ、ベティ、カルロ、そしてリーダーのエディが加わり、チームは「ジョーカーズ」と呼ばれるようになる。エディは事故で亡くなったブライアンの兄だ。

パニック症状を克服したヒビトだったが、新たな任務は決まらず、室長が何度も掛け合うも配置は見送られた。ヒビトはヒューストンを去ることを決断する。

その知らせを受け、ムッタは訓練に集中できず、ビンスとの連携もうまくいかない。数日後、ヒビトから「NASAを去るが、宇宙飛行士は辞めない。また月面で会おう」というメールが届く。

ムッタはビンスに歩み寄り、努力を重ねた結果、半年後にはビンスのバックアップ任務を安定してこなせるようになっていた。

ムッタは日本に一時帰国し、シャロンを訪ねる。彼女は声や表情を失っていたが、指先で会話を交わすことができた。シャロンはNASA協力による月面望遠鏡計画の実現を伝え、かつての計画音声をムッタに託す。

その後、せりかと絵名のISS搭乗が決まり、ムッタは喜びを分かち合う。
しかし、ジョーカーズのCES-66月ミッション参加は、初フライトのメンバーが多く「リスクが高い」としてゲイツから反対されてしまう。

にゃんかわ
にゃんかわ

PDであることをムッタに打ち明けたヒビト。

「宇宙服は俺らの味方だ」って、ムッタの言葉はいつもピンポイントに刺さってくるよね…。

宇宙兄弟21~25巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(21~25巻)

  • ゲイツからの度重なる無茶振り
  • 「ISS廃止の署名」の存在を知るせりか
  • ジョーカーズ、コスト削減案のプレゼンとISS廃止反対署名を提出
  • ジョーカーズのCES-66月ミッションへのアサイン
  • 仲間たちの嬉しいニュース
  • せりか、念願のISSに搭乗する
  • カルロが訓練に来なくなる
  • 「最後には必ず生きることを選んで」ムッタはシャロンを抱きしめる
  • 宇宙服お披露目会見当日、カルロが再びジョーカーズに!
  • ついにムッタ打ち上げの日!心によぎる過去の記憶

ムッタはゲイツに直接交渉を持ちかける。ゲイツは「1億ドル規模の運営コスト削減案をジョーカーズが提示できれば、任務に復帰させる」と条件を出す。さらに、「ISS廃止の署名をライバルのボルツより多く集められれば検討する」とも告げた。
ISSに強い思いを抱くせりかの存在を知っているムッタは、ゲイツに宇宙への関心を問いかける。

ISSセリエナWフライトで日本中が盛り上がる中、せりかは一時帰国してシャロンから皮膚サンプルを受け取る。NASAに戻ると、ボルツによるISS廃止署名が広まっており、ムッタも署名活動をしていた。だがその活動は廃止推進ではなく、存続を求めるものだった。

ムッタは仲間の協力を得ながらコスト削減案を作成し、ゲイツらに提案する。金額は目標には届かなかったが全力を尽くし、合わせて5,812人分の存続署名を提出した。

ゲイツは16年ぶりに旧友パーカーの店を訪れる。パーカーはかつて意欲ある後輩に大きな仕事を任せた経験を持ち、その結果の失敗と自身の退職を経て、今の店に至っていた。会話を通じ、ゲイツは新人を信じて起用すべきという思いを取り戻す。

数日後、バトラー室長とエディが新たな提案を持ってゲイツを説得し、ジョーカーズはCES-66月ミッションへの参加が決定する。

しかしISSはコスト面で存続が難しく、廃止の方向で進んでいた。ゲイツはムッタの案に賭け、修理作業を民間企業スイングバイに依頼。スイングバイの募集する民間宇宙飛行士試験には、やっさんも応募していた。

その後、ビンスたちCES-62クルーが月から帰還。せりかと絵名のCTV-28クルー打ち上げが決まり、ケンジ・新田の小惑星探査ミッションも正式に発表された。やっさんはコムノートの6人の一人に選ばれる。

せりかと絵名打ち上げ当日、両者の故郷は大きな盛り上がりを見せ、二人はISSに搭乗する。

ジョーカーズでは、カルロが欠席を続け、控えのモッシュが参加していた。カルロは病気の父に会っており、その父がマフィアであるという過去を持っていた。しかし残された映像から、父は実は潜入捜査官であったことが判明する。事情を知ったカルロは復帰するが、正式クルーはモッシュのままだった。

メンバーは一時帰郷し、ムッタはJAXAを訪問。シャロンの患者仲間と交流。仲間たちの前向きな姿に救われたシャロンに、ムッタは再び希望を持つよう励まし、抱きしめる。

ヒューストンに戻り、新型宇宙服のお披露目記者会見の日、モッシュが怪我で辞退し、カルロが正式にジョーカーズへ復帰する。

打ち上げ当日、仲間たちからの祝福メッセージが届き、やっさんや福田も応援に駆けつける。ムッタは過去にヒビトと衝突した記憶を思い出し、自分の歩みを胸に刻む。

そして、ムッタを乗せたアレスⅠは宇宙へと飛び立った。

にゃんかわ
にゃんかわ

せりかがファミレスで聞いたムッタの本心と、シャロンを抱きしめるシーンは何度見ても泣ける…(T_T)

ムッタの熱意がゲイツを動かしたのも胸熱!!

そんなムッタがついに宇宙へ!

宇宙兄弟26~30巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(26~30巻)

  • 宇宙に到達、ヒビトからのメッセージ
  • シャロン自発呼吸が止まり、人工呼吸器をつける
  • せりかの不穏な噂がばらまかれる
  • せりか、ALSの結晶化に成功!
  • ジョーカーズ、シャロン月面天文台の建設を開始
  • 消えたパラソルアンテナとカルロム洞窟
  • 太陽フレアからSHARONを守るため、ムッタとエディはバギーで回収へ
  • リッテンディンガー渓谷へ降りるムッタ
  • エディ、スーツに穴が空き、気を失う
  • エディ、ブライアンの人形との再会
  • ロシアでロスコスを目指すヒビト

宇宙へ到達したムッタは、緊張と興奮で胸が高鳴っていた。
ISSとのランデヴー、宇宙でせりかと再会。続いて着陸船オクトパスとのドッキングにも成功する。

その映像を見ていたシャロンは自発呼吸が止まり、人工呼吸器を装着することになった。シャロンの希望で、ムッタたちの月面着陸の音声を聞きながら手術が行われる。着陸船が傾くトラブルが発生するが、ムッタの冷静な対応で着陸は成功した。

ジョーカーズの月面降下が始まり、各自がコメントを残す。最後のムッタはつまずき、最初の一歩を手で着地(笑)

ISSでは、せりかが無重力を生かした実験に励んでいた。ALS治療薬研究もその一環だったが、製薬会社の逆恨みによるデマがネット上で拡散し、実験は中止に追い込まれる。
せりかと絵名は他の実験をほぼ終わらせ、残る作業をALS実験だけに絞る。批判を覚悟し、再びALS研究に着手した結果、偶然のきっかけから結晶化実験が成功する。

一方ムッタは、月面望遠鏡の建設を進めていた。アンテナ設置中に崖下で横穴を発見し、カルロと共に調査に向かう。ブギーを回収し、洞窟を「カルロム洞窟」と命名。内部での観察から水の存在を推測する。

計画は順調に進んでいたが、特大の太陽フレア発生の兆候が現れる。通信が途絶える前に、外に設置したスーパーコンピューター「SHARON」を回収する必要があった。ムッタとエディはバギーで急行するが、充電中の過電流でバギーが故障。ブギーに牽引させて運ぶことになる。

途中、ヒビトの事故現場だったリッテンディンガー峡谷に立ち寄り、残されたバギーのバッテリーを回収。引き上げ作業中にトラブルでエディのスーツが破損し、彼は気を失う。
わずかに充電が回復したブギーとジェットアームを駆使して谷を脱出し、エディを搬送。
目を覚ましたエディは、月に残されていた弟のブライアン人形の隣に、自分の人形を並べた。バギーはSHARONと二人を乗せ、無事に基地へ帰還した。

一方、NASAを去ったヒビトはロシアでコスモノートを目指していた。異国の環境に戸惑いながらも、候補生たちとの交流を深め、試験を次々と突破。最終的に残った8人の中から、イヴァン率いる「トルストイ4」のバックアップクルーが選ばれることになる。

にゃんかわ
にゃんかわ

宇宙って、こんなにトラブルが発生するものなの??ドーハの悲劇生まれだから??

ALSの結晶化が成功したせりかが大泣きする場面、月でずっとエディを待っていたかのようなブライアン人形が、エディ人形と並んでるシーンは何度見てもいい…(*´ω`*)

宇宙兄弟31~35巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(31~35巻)

  • ヒビト、トルストイ4のバックアップクルーに選ばれる!
  • ジョーカーズの地球帰還延期
  • 天文台ミッションの再開!
  • せりか、地球へ無事帰還
  • エディ、最後の船外活動
  • ベティの事故と緊急手術
  • ジョーカーズ、急遽帰還チーム・建設チームに分かれる
  • ベティ症状悪化。ISSで再度緊急手術
  • ムッタとフィリップを救うための案とは?
  • シャロン月面天文台の点灯式と、ムッタのスピーチ
  • シャロンとムッタの新たな約束
  • ロシアがレスキューミッションに名乗りをあげる

物を大事に使い続け、伝統を重んじるロシアの文化に溶け込み、ヒビトは次第にロシアを好きになっていった。真冬の池に飛び込む儀式を経て、マクシム、ヒビト、フランツ、ユルの4人が「トルストイ4」のバックアップクルーに選ばれる。

月面では太陽活動の影響でジョーカーズの滞在が延長され、地球帰還も延期となる。船外活動は一時中止となり、月面展望台の完成が危ぶまれたが、ビンスの言葉にムッタは希望を抱く。

同じく太陽の影響でトルストイ4も活動を中断していたが、バックアップクルーは訓練をすべて終え、ヒビトはロシアで「家族」の一員として迎えられる。贈られたネックレスを着け、オリガと共にオーロラを見に行った。

その後、過去最大規模のCME(太陽からのプラズマ放出)の影響で月面基地が停電するが、仲間たちの協力で乗り切り、天文台ミッションは再開される。

停電から10日後、せりかたちISSクルーは引継ぎを終え、活動終了が近づく。成果となる結晶は無事日本に帰還した。ムッタたちは船外活動不能の間にアームロボを改良し、アンディの動きと連動させて作業効率を高めた。
せりかたちはISSを離れ、無事地球に帰還する。月面基地でも「地球に戻ったら何をするか」という話題で盛り上がりつつも、ムッタは「月でやりたいこと」を語り、再び太陽フレアの脅威に備えながら天文台完成と帰還準備を進める。

帰還5日前、ジョーカーズは作業を加速させる。エディは最後の船外活動を終え、光景を胸に刻む。深夜、ライブラのモニター中に警告が出て、カルロとベティが点検に向かうが、タンクが破裂。ベティは負傷し、基地へ搬送される。診断は気胸で、手術は成功したが、症状悪化を防ぐためヒューストンは4人を帰還させ、ムッタとフィリップは月に残ることになった。

エディはコマンダーの証として腕時計をムッタに託し、地球帰還を目指す。帰還時に65オリオンとのドッキングが失敗し、66オリオンと接続。
ベティの容体悪化でISSにて緊急手術が行われ、地球からの遠隔操作は途中で途絶えるが、カルロが対応して成功する。

ムッタとフィリップはアンテナ不良の復旧作業を進め、ISSでのベティ手術成功を知って安堵する。帰還準備は順調に進み、ロシアから譲り受けたソユーズが日本から打ち上げられることが決定。スイングバイの福田は事前に想定し、準備を進めていた。

天文台の最後の作業として点灯式が行われ、地球やISSのエディたちに見守られながらライトが灯る。完成後に最初に映し出されたのは小惑星シャロンで、ムッタはシャロンとの約束をついに果たした。

ムッタとフィリップは65オリオンでの帰還を基本方針としつつ、ソユーズを予備として使用する可能性に備えて訓練を開始。ロシアはNASAのレスキューミッションに参加を表明した。

にゃんかわ
にゃんかわ

冷たく見えたマクシムのセリフがちょいちょい面白い。ミステリアス石コロ博士と突然アウトドア派野郎が個人的にツボ(笑)

そして「俺が月にシャロン月面望遠鏡を建てる」という約束をついに叶えたムッタはすごい!

宇宙兄弟36~40巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(36~40巻)

  • レスキューミッションのメンバーに選ばれたのは?
  • ルナランダー、基地から80キロ先に着陸
  • ロシアの記者会見を見るムッタ
  • 帰還チームがISSを出発し、地球に帰還
  • タイガーチームのリーダーにビンス、ケンジ&新田も参加
  • ムッタとフィリップ、無事ルナランダーに到着
  • シャロン月面天文台の生中継
  • ヒビト、NASAへ行く
  • いよいよマクシム4の乗ったソユーズの打ち上げ!
  • ヒビトとムッタ、遂に月での対面!

「トルストイ4」には本来のメインミッションを遂行してもらうため、月行きは延期となり、イヴァンは次世代にレスキューミッションを託すことになった。
レスキューメンバーにはマクシム、フランツ、月面経験者のアズマ、そしてヒビトが選ばれる。

オリガは一流バレエ学校を見学し、プロの世界の厳しさと高いレベルを目の当たりにする。母の言葉を胸に入学を決意し、月へ行く前にヒビトに会いに行く。

訓練中、ヒビトは月での事故によってムッタとフィリップが残留していることを知り、気持ちを引き締める。

日本から月上空にソユーズが到着し、ルナランダーが投下されるが、衛星故障により基地から80km以上離れた場所に着陸していた。
ムッタとフィリップは訓練や日常作業を続ける中、ルナランダー発見の報せと、ロシアでの記者会見映像を受け取る。吾妻、そしてヒビトが月に来ることがわかり、メディアは兄弟そろっての月面歩行に注目する。

ISSではエディたちの帰還が4日後に決定し、船体トラブルを乗り越えて無事に地球へ帰還。

NASAではビンスをリーダーにタイガーチームが編成され、ケンジと新田も参加してルナランダー物資回収のシミュレーションを実施。危険なルートを回避する方法を導き出し、実機テストも成功する。

1泊2日のルナランダーミッションが始まり、順調に進行。目的地では仲間たちからの寄せ書き垂れ幕が迎え、荷物積み替え作業も計画通り完了する。
月面の2人には負担が続き、ロシアクルーの協力が欠かせない状況となっていく。

日本ではシャロン月面天文台のファーストライト中継が行われ、「ケンタウルスA銀河」の鮮明な画像が世界に配信される。

レスキューミッション前の最後の休暇、ヒビトはNASAの仲間に会い、心のわだかまりを解消する。

マクシム4はロシアからバイコヌールへ移動し、儀式を終えてオリョール実機訓練を開始。打ち上げ当日、多くの仲間や家族に見守られながら宇宙へ向かい、3日後に月へ到着予定となった。

到着前、基地では電池交換作業が行われ、遠隔アシストはムラサキとクジョーが担当。作業中にムッタの両親から緊急連絡が入るが、その後、父の容体はぎっくり腰と判明する。

いよいよヒビトたちが月に到着する日。着陸直前、通信が途絶えるが、マクシムの判断で手動着陸に切り替え成功。
ムッタはYAGIアンテナで着陸船の電波を捉え、5km先にいると判明。シャクルトンクレーターへ登り、ヒビトと再会する。

兄弟の再会を見守る地上では拍手が沸き起こる。
ビンスから「今の心境を」と問われたムッタはこう答える。

We are Space brothers(僕たちは宇宙兄弟です)

15周年記念ポストカード

宇宙兄弟41~44巻までのあらすじと見どころまとめ

見どころポイント(41~44巻)

  • ヒビト、PD克服後、初めての船外活動
  • 「静かに特別な日」
  • 水資源調査にカルロム洞窟へ
  • ようやく任務完了の気持ち
  • いよいよ帰還の日
  • オリョールの酸素タンクトラブル
  • オリョール帰還チームとソユーズ帰還チームに分かれる
  • ヒビトとムッタ、ソユーズに飛び移る船外ミッションへ
  • ムッタ、宇宙空間に流されていく!
  • ムッタ救出作戦

全員で基地に戻り、マクシム4の歓迎会が開かれた。ムッタとフィリップはマクシム、フランツと改めて自己紹介を交わし、持参されたウォッカで乾杯した。

翌日、ムッタたちは月面基地ロシア区画を訪れ、リビングでくつろぎながらインタビューを受ける。
その後、ムッタとヒビトは両親とビデオ通話を行い、久しぶりに家族4人での会話を楽しむ。

ヒビトは事故以来の船外活動を無事に終え、完全復活を果たした。その様子はNASAのバトラー室長も見届けていた。
ロシア側はレスキューミッションに加え、ロシア区画の砂かけ作業やカルロム洞窟での水資源調査を計画しており、ムッタは再び洞窟に行けることを喜ぶ。

地上ではナショナルムーンデー60周年を記念し、ムッタの言葉を刻んだワッペンが制作され、月でも全員で同じデザインを身につけた。ヒビトと吾妻は60年後の宇宙飛行士に向けて、そのワッペンをロシア基地の屋根に投げた。

水資源調査では、ムッタの指揮のもと、ヒビト、マクシム、フランツが洞窟内に入り、氷晶を探す。ヒビトが発見した場所はライトの熱で蒸発してしまい、さらに奥へ進んだ際には通信が途絶える場面もあったが、ムッタが合流し、採掘を完了。記念撮影をしてミッションを終える。翌日の測定で、採掘した岩石から水分が検出された。

マクシム4の残る任務は、ムッタとフィリップを連れ帰るレスキューミッションのみとなる。最後の作業は燃料補給と無人化作業。ムッタはヒビトに天文台パラソルアンテナの交換を頼み、その様子をこっそり撮影。

帰還前日、オリョールの酸素タンクに不具合が発生するが、問題ないと判断され、クルーには知らされなかった。
翌日、全員で帰還船メドヴェージに乗り込み、荷物や燃料を積み込み、打ち上げは成功。オリョールとドッキング後、乗り移ろうとした際に船内で火災が発生し、酸素漏れも発覚。酸素量が不足し、6人全員での帰還が不可能になる。

協議の結果、ムッタとヒビトが予備のソユーズに移動し、オリョールに4人、ソユーズに2人で帰還することが決まる。NASAでは移動シミュレーションが行われ、テザー延長にラッシングベルトを使う方法が採用された。

ソユーズとのハッチ位置が合わせられ、ムッタとヒビトが船外活動で移動を開始。しかし試みは何度も失敗し、3度目のジャンプでテザーが切れ、ヒビトが流されそうになる。ムッタはヒビトをソユーズに押し戻すことに成功するが、自らは宇宙空間へと流されしまう!

ムッタの位置は各国が解析し、ほぼ同じ軌道を描いて元の位置に戻ってくる可能性が判明。救出のチャンスは一度だけとされ、ヒビトは必ず救出すると誓う。

地上でも、多くの人々がムッタの無事救出を祈っていた。

アオルナ
アオルナ

前半はマクシム4が到着して、ムッタとフィリップが本来の元気を取り戻したり、ワッペン作ったり、バトラー室長が父親のようにヒビトのEVAを見守ってたり、月から帰還するものさみしさを感じていたり…じんわり沁みるシーン多数。

巻数が進むと不穏なムードとトラブル続きでドキドキしまくりです!

宇宙兄弟最新45巻のネタバレ弱めのあらすじまとめ

宇宙空間を漂うムッタは、極限の状況に追い込まれながらも、仲間や過去の記憶に支えられ、生還へのわずかな希望をつなぎとめていた。

一方、ヒビトも唯一のチャンスに賭けた救出準備を進める。

地上と宇宙の仲間たちが総力をあげ、タイミングを合わせた作戦が動き出す。

そしてついに、ムッタの命救う瞬間が迫っていた――。

にゃんかわ
にゃんかわ

想像を絶する絶望感、私だったら気が狂いそう!

ムッタの心の動きに注目!

次巻完結!!単行本46巻は2026年夏頃発売予定
46巻でムッタとヒビト、宇宙兄弟の物語はいよいよ完結。ぜひ、最後の瞬間まで見届けましょう!!

宇宙兄弟ファンのにゃんかわ、44巻のあらすじとハマる理由はこちら

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